文章を書くのに時間がかかって困る。を解消するツール<エンパシーライティング>を紹介します。
文章を書くのにネックになるのは、
・何を?
・どんな言葉で?
・どんな順序で?
書けばいいかわからない、ということではないでしょうか。
小学校の作文からビジネスメールまで文章を書く機会は多いですよね。
それにいちいち時間がかかって、しかも時間をかけて書いた文章が何が言いたいのかよく分からない…と思われてしまっては残念すぎます。
そんな問題を解決するのにピッタリな、ここ最近お気に入りの方法があります。
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この本で紹介されているエンパシーライティングという方法です。
エンパシーは日本語で「共感」という意味なので「共感を呼ぶ文章術」ということですが、共感を呼ぶかどうかはいったん置いておいて、わたしが感じている効果は
とにかく短い時間でキレイにまとまった文章が書ける
ということです。
こちらがエンパシーライティングで使うツールの簡単なイメージです。
本に載っているチャートをスプレッドシートで再現してみました。
やり方は簡単で、①~⑩の項目に順番にマス目のテーマにそった短いことばを書いてい
くだけです。
まず①にやりたいこと、何のためにどんな文章を書きたいか?を書きます。
次に②。にこちゃんマークは読み手をあらわしています。文章を読んだ人になんと言ってほしいかを書きます。
こんな風に番号に沿ってマス目を埋めていくと、自然と文章を書く内容が固まっていきます。
これにかかる時間は6分です!なので本のタイトルが6分間文章術なんです。
実際に作ったチャートがこちらです。
わたしは仕事の目標設定が苦手でいつも期限ギリギリになってから自宅にPCを持ち帰って数時間かけて書いていました。しかも書いたものは何がしたいんだかサッパリ伝わらないかんじで面談のときに手直しされていましたが、エンパシーライティングを使うと2~30分(チャートを作るのに6分、その後文章をまとめるのに15~20分)ほどで完成しました。
しかも、いつもはやりたいことはあるけど漠然としすぎてうまく目標に落とし込めずにいたのが、エンパシーライティングを使うことで「上司がわたしの成長を手助けしやすくなるような目標にする」という骨組みがマス目を埋め終わったときには自然にできあがっていました。
ここまでくれば、あとはチャートに書いた言葉をつなぎ合わせて、肉付けして、文章の完成です。
この本はイラストや写真を多用してやり方が分かりやすく書かれているので、本嫌いな方でも大丈夫だと思います。
勉強マニアのわたしが久しぶりに即効性と効果が高い!と思った文章術ですので、文章を書くのに時間がかかって困っている!という方にぜひオススメです。
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