【Tips】オンラインチャットで探せる不動産屋 ietty 〜登録から内見

今まで10回以上の引越しを経験している引越しマスターの北詰至です。

今回、初めてオンライン接客型の不動産屋を使ったので、利用から契約までの流れと、オンライン接客型不動産屋を使用するメリットとデメリットをご紹介します。

目次

従来の店舗接客型の不動産屋のデメリット

通常、家探しをする時は以下の手順になります。

①SUUMOやホームズといった物件サイトから気に入った物件を探す

②物件を取り扱っている不動産屋にコンタクトを取って内見の予約をする

③不動産屋の店舗に行くと……目当ての物件はすでに契約済になっている

④他の物件をいくつか紹介される

⑤気に入った物件があれば内見に行く

どうでしょうか?
意外とムダな工程が多いことに気が付きましたか?

店舗接客型でもネット上で物件探しができるので、家探しってすでにオンラインじゃない?と思われたかもしれませんが、SUUMOやホームズはいろいろな不動産屋の物件がまとめて閲覧できるポータルサイトに過ぎません。

先ほどの手順の「②不動産屋とコンタクトを取る」からは、メールや電話、店舗での相談など昔ながらの方法でやり取りをすることになります。

さらに、オトリ物件には要注意です。
悪意があるわけではなく、問い合わせのタイミングによってたまたま先に他の方が契約してしまっただけかもしれませんが、わたしの今までの経験では、内見予約をした物件の中9割が、不動産屋に訪問したタイミングですでに契約済みとなっていました。

わたしのように、目当ての物件が内見できないのなら不動産屋に来なければよかった……という思いをした経験はありませんか?
このように、従来の店舗接客型の不動産屋はデメリットがありました。

オンライン接客型不動産屋 ietty

今回、わたしが実際に使用したのは、iettyというオンラインで家探しができる不動産仲介サービスです。

使い方はとってもカンタン。iettyのアプリ(iOS, Android)をダウンロードします。

みつけるから希望の物件条件を入力すると、物件の候補が表示されます。

便利な機能 その1 提案型の物件紹介

物件候補の中には、間取りや賃料が希望条件に少し合わない案件も出てきます。詳細を見てみると「ご希望条件を少し広げてお探ししました」とあります。

2LDKにこだわっていたけど広めの1LDKでいい物件があった、賃料を2,000円あげただけで理想のお部屋に出会えた、などほんの少し希望条件を変えるだけでいい物件に出会えた経験がある方は多いと思います。

店舗型の不動産屋ではこういった提案型の物件紹介をしてもらえますが、機械はこのようなファジーな提案が苦手です。
そのデメリットをAIを使って解消したのは、すごいと思いました。

気に入らない物件が出てきた時は、気に入らない理由を送るとAIが利用者の好みを学習してくれるので、使うほど精度の高い物件候補が表示されるようになります。

便利な機能 その2 物件情報が毎朝更新される

iettyでは、利用をやめるか契約が成立するまで、毎朝希望条件に合わせた物件候補がアプリに送られてきます。

自分で検索しに行く手間がはぶけるので、この機能はとても便利でした。毎朝、目を覚ましたらスマホに物件情報が届いているので、ベッドの上で新しい物件情報を見るのが楽しい日課になっていました。

便利な機能 その3 物件の状況がその場で分かる

気に入った物件を見つけたらアプリ上で内見希望を出します。
すると、すぐに希望の物件の最新の状況を確認してくれます。

いざ内見をしようと思って店舗に行ったのに、希望のお部屋が見られない……なんていうムダ足を回避できたのでありがたい機能でした。

iettyを使って内見をする

アプリのチャットで内見の予約をします。

返信しているのは、おそらくチャットbotだと思いますが、日にちや緊急連絡先のやり取り、内見の注意事項の説明などは全てチャットで完結します。botだと思うと返信のタイミングを気にする必要がないので、好きな時間帯に連絡が出来て助かりました。

内見当日は、物件の前で待ち合わせをします。
物件の前で担当の方が出迎えてくれました。名刺をいただいて簡単にあいさつをした後、さっそく内見をさせてもらいました。

店舗型の不動産屋の場合は、店舗に行って書類を記入したり事前説明があったり…と実際にお部屋を見に行くまでに時間がかかるので、すぐに内見できるのはありがたいです!

さきほどから助かる、良い、ありがたい、のオンパレードでステマのようになっていますが(笑)、忙しい中で物件探しをする方にiettyは本当におすすめです!

実際に内見をしてみた感想

1軒目に内見したお部屋は実際に見てみると希望と違うことが分かりました。すると、担当さんがすぐに同じ建物の違うタイプのお部屋の空き状況を確認してくれました。

また、この日は1軒しか内見予約を入れていなかったのですが、事前にアプリに登録した希望条件を元にいくつか内見できるお部屋をピックアップしてくれていました。
PCでいくつか物件候補を見せていただき、その場でもう1軒内見に行くことにしました。

手配はとても迅速で、わたしが1軒目の物件の収納や水回りなどをチェックしたり写真を撮ったりしている間に、管理会社への連絡やタクシーの手配をしてくれたので、手配待ちをすることなくスムーズに2軒目の内見も済ますことができました。

また、オンライン接客型と聞くと、中の人である担当は素人なんじゃないの?と思うかもしれませんが、今回担当してくれた方は不動産の知識が豊富で、何を質問しても分かりやすく回答してくれました。

不動産業界のお話や、苦労話なども伺い色々とためになりました。
コロナ禍で人と話すこと自体が久しぶりだったこともあり、ちょっとした気晴らしにもなりました。

少し長くなりましたので、申込みから契約までの流れは次回にいたします。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

サウナ短歌の第一人者。サウナスパ・プロフェッショナル。公衆浴場コラムニスト。お問い合わせはインスタ・TwitterのDM、またはHPの問い合わせフォームからお願いします。

目次
閉じる