【旅エッセイ】名古屋 〜ここはサウナではない。フィンランドだ。

※この記事は2019年9月の旅行を振り返っています。

この入り口を見てほしい。
シラカバの木の前に置かれた雰囲気のある小物たち。フィンランドを思わせる織物の上に素朴なおもちゃの小屋が立っている。

そして利用のメニューが書かれた垂れ幕にも注目。
Forest Sauna、Latin Mountainなどフィンランドの豊かな自然を思わせる名前がつけられたサウナがあり、店内写真を見ても木のぬくもりが前面に押しだされている。
Work Spaceにはシラカバ林まである。

このとき、わたしはフィンランド旅行から帰ってきたばかりだった。とはいえフィンランドはヘルシンキにしか滞在しなかったし、滞在時間も短かったのでフィンランドの何を知っているというわけではない。しかもヘルシンキはかなり都会だ。湖畔でサマーバカンスを楽しむ、といったよくあるフィンランドのイメージとは全く違っていた。

それでも頭の中に描くフィンランド像を捨てきれなかったわたしは、名古屋に来てようやく頭の中に想い描くフィンランドに出会えた。

「ここ、フィンランドじゃん!」

しかも11時から19時まで2,700円。安すぎる。
名古屋ってすごいな。入り口からなかなか前に進めずにいた。


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この記事を書いた人

サウナ短歌の第一人者。サウナスパ・プロフェッショナル。公衆浴場コラムニスト。お問い合わせはインスタ・TwitterのDM、またはHPの問い合わせフォームからお願いします。

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