今から15、6年ほど前、ドイツに住んでいました。
ある日ホストファミリーから入場券をもらってわけも分からず行ったのが
裸混浴サウナ Mediterana
エキゾチックな室内プール。もちろん男女一緒に裸で泳ぎます。
そういやこんな人形いたような気がします。
※公式HPより
実はここ、裸ゾーンと水着ゾーンに分かれていて、水着ゾーンはスポーツクラブみたいな50mプールがあるだけなのです。
現地に行ってスパゾーンは裸エリアと知り、プールだけ入ろうかとウロウロしていたところ更衣室で声をかけられました。
「あなた、スパゾーン入れるじゃない(リストバンドでわかった様子)。どうしてプールに行くの?入場料高いのにスパに行かないともったいないよ!」
そこで意を決してスパゾーンに飛び込むと、
まぁ。
まぁ!
んまぁ!しか言えません。
サウナに入り(裸で)、温水プールでのんびり泳ぎ(裸で)、ゆったりしたチェアに腰をかけてチェスをしたりサンドイッチをつまんだり(ガウンを羽織って)。
え?19世紀?ん?16世紀?歴史が分からなすぎてよくわかりません。
あぱぱな貴族の嗜みとしか思えない世界が広がっていました。
その時はサウナに興味がなかったのが残念です。
比較的低めの温度だったように思います。日本のサウナほど苦しくないな、と思った記憶があります。
周りの人に倣って、裸でサウナやプールを楽しみました。
羞恥心は5分くらいでなくなりました。
わたくし、ストレングスファインダーという特性診断で「適応性」という資質が上位に入っています。どうりで。
中庭にもプールがあって、そこで裸で泳いだ時は心も身体もぞんぶんに無邪気になっていました。
アダムとイブめ!禁断の実を食べやがって!
そんな風にも思いました。
当時を懐かしんでサウナ短歌を一首。
木漏れ日を纏いし22の裸体時空のゆらぎにぷかりと浮かぶ
【女子サウナ情報】
たくさんの種類のサウナ、プール、岩盤浴みたいなものもあった気がします。
全体的にエキゾチックで「モロッコの王様のお家」みたいな感じでした。
水風呂があったかどうかは覚えていません。