海外旅行に行くときに、事前に現地の言葉を覚えていきますか?
英語圏以外の国で、スペイン語、ドイツ語、フランス語…など世界には英語以外にもたくさんの言語があります。一説には5,000種類以上あると言われています。
わたしはどの国に行くときも、必ず3つの現地の言葉を覚えていきます。
それは
こんにちは、ありがとう、さようなら
です。
日本では馴染みが少ないですが、欧米ではお店に立ち寄ったときに必ずこの3つの言葉を言います。
お店にはいったら店員さんと目を合わせて「こんにちは」と声をかけます。何かしてもらったりお会計をしたら「ありがとう」を言って、お店から出るときは「さようなら」とひと声かけてから立ち去ります。
この3つは英語で言えばだいたいどこの国でも通じますが、基本のあいさつだからこそ現地語でしゃべると気持ちよくコミュニケーションが取れます。
海外の方が一方的に英語でバーーーーーっと話しかけてくるのと、まず日本語で「こんにちは」と声をかけてきてから英語で本題に入るのと、どちらが印象が良いですか?
日本語でこんにちはと言ってくれると、日本のことを理解しようとしてくれている気がして嬉しくなりますよね。こちらが英語が苦手だったとしても、なんとか力になろうという気持ちになれるのではないでしょうか。
現地語を覚えるときは、Google翻訳の音声で聞いて覚えるのがおすすめです。
旅行会話集などではカタカナ表記されていますが、忠実にカタカナを発音すると意外と通じません。
例えば、先日行ったロシアの「こんにちは」は、
ズドラーストヴィチェ
と言います。
長くて呪文みたいで覚えにくいですよね。しかも現地の人はズドラまでを一気に東北の方言のようなにごった感じに発音します。
他にカタカナ表記と発音が全然違うと感じるのが、ドイツ語の「すみません」(エクスキューズミー)です。
カタカナ表記は「エントシュルディグング」と書かれているのですが、本当の発音は「エンチューディゴン」に近いです。
まずはGoogle翻訳で発音を学んで、余裕があればYoutubeで日本人向けに現地語のレッスンをしている動画を見て人それぞれの発音の違いをチェックしてみるものいいと思います。
あとは現地でどんどん使いましょう!お店の人も同じ言葉を返してくれるので、使えば使うほど発音が磨かれていきます。
現地の人に近い発音で話しかけると、相手の顔もパッと輝きますよ。心が近くなった感じがします。ぜひその気持ちよさを味わってみてください。