自由が丘のシャレオツなお店でトイレに入ったら、今更ながらまごついてしまった。
トイレにはいると、いかにも自動でフタが開きそうな流線型のシュッとしたトイレだったので、しばらくトイレの前で佇んでいた。
うんともすんとも言わないので
「開けへんのかい!」
と心の中でツッコミながら手でトイレの蓋をよいしょと開けた。
(あぁ、こういとき非ネイティブなのを恨む。一応帰国子女なのだけど。関西の。)
そして、流すボタンを押そうと思ったら見当たらない。
あれ?どのボタンかな?と腰を少し浮かすと
…スカーッ!
お水が流れてきた。
「いや、そっちは自動かい!」
トイレに弄ばれたお話でした。