旅行の準備で珍しく洋服をあれこれ購入している。
基本的に、わたしは旅行中に着る洋服は捨てても良い服を選ぶ。
シミのついたトレーナーや、だるんだるんになった下着とか、今にも破れそうな靴下とか。
そして、捨てられそうであれば現地に捨ててくる。
もし捨てられなくても、旅行から帰ってゴミ箱にポイっとすれば洗濯の手間が省けて具合が良いのだ。
もちろん、旅行先でちょっと良いお店に行く予定があるような時はそれなりの洋服を持っていくこともある。ラスベガスに行った時はドレスコードがあるショーを見に行ったので、ハイヒールやアクセサリーを持って行った。
ただ、そういう予定がなくて、街ぶら観光するような時は捨て服で十分だし、特に海外旅行の時はちょっと小汚いくらいがちょうど良い、というのが持論だ。
日本人はとかく格好が小綺麗すぎる。あれでは、お金があるのでスッてくださいと言っているようなものだ。
ところが、今回の屋久島旅行ではトレッキングをする。
よく考えると、秋〜冬の登山に適した装備を何ひとつ持っていないことに気がついた。わたしが持っている登山装備は、スパッツと短パン、速乾性のTシャツだけだ。
そこで、旅行の2週間前になって慌ててネットで登山の装備一式を買い漁った。
ストレッチが効いていて、とにかく動きやすい。シルエットもスッキリしているので、普段の街着としても着られそうだ。
Columbia レディース ボヘミアンワックスウィング ロングスリーブクルー Sea Salt PL3179 125
速乾性のあるロンT。登山では速乾性が重要だ。袖の模様が可愛いし、とりあえずColumbiaを着ておけば大丈夫という変な安心感がある。
Columbia レディース ライトクレスト パターンドジャケット PL3156 465
「屋久島は1ヶ月のうち35日雨が降る」と聞いて、慌てて防水ジャケットを買った。レインジャケットはワークマンで上下6千円で購入したものを持っているのだけど、肩周りの可動性が若干悪い。長時間山を歩くことを考えて、間違いがなさそうなColumbiaのジャケットを購入した。軽くて、肩が凝らない。
普段はスマートウォッチを使っているのだけど、かねてから旅先で充電をするのが面倒くさいと思っていた。そんな矢先、山の先生がチープカシオを使っているのを見て、その手があったか!と早速マネして購入した。
10気圧防水と日付表示付きで2千円弱と激安だ。色は白が断然可愛い。
その他にも、レインカバーや筋肉痛対策のリカバリークリーム、モンベルで軽量ポーチと防水バッグ、登山用のメリノウールの靴下などを買い込んだ。
Go Toキャンペーンの恩恵を全て使い尽くすような散財っぷりだ。
久しぶりの旅行でテンションが上がっているのもあるし、ガジェ好きとしては登山グッズは機能面が魅力的なので、色々買い揃えたくなる楽しさがある。